空き家を高く売却する方法と税金に関するメリット

 

虫眼鏡と家

 

 

近年、空き家の増加が全国的に問題となっています。

 

その背景には、人口の減少や家屋を解体することによって
固定資産税が増えることへの懸念などが挙げられます。

 

そして中には、所有者の高齢化によって対応が遅れている
という家庭もあるようです。
しかし、そのままの状態で空き家を保有し続けると、
将来的にリスクを抱えてしまうことになります。

 

資産価値のある空き家が「負の遺産」とならないように
早めに売却を進めるようにしましょう。

 

この記事では、空き家を高く売却する方法と、
税金に関するメリットについて詳しくご紹介していきます。

 

 

ひと手間を加えて空き屋を高く売却する

 

DIY工具

 

 

利用予定のない空き家をそのまま所有すると、
その先もずっと『固定資産税』を支払わなければなりません。
それを防ぐためには、空き家を売却してしまうのが
最も効率的な方法だといえます。

 

しかし、住人が長い間いなかった空き家は痛みが進行している
場合がほとんどです。
そのままの状態では売却金額が安くなってしまうどころか、
買い手すら現れないかもしれません。

 

ひと手間を加えて、高く売却できる空き家にしましょう。

 

 

高く売却する具体的なポイントは?

 

確実に売却できる空き家にするのなら、リノベーションや
リフォームをするのが手っ取り早い方法です。

 

しかし、必要となる費用が大きくなりますし、その分の経費を
上乗せした金額で売却できる保証はありません。
出来るだけお金をかけない方法を検討する必要があります。

 

そこで意外と効果的な方法として挙げたいのが、
『家屋や敷地内の掃除』です。

 

長らく空き家に住んでいないと、ホコリだけではなく、
どこからか忍び込んだ虫の死骸などがあったりするものです。
それらを掃除するだけでも空き家の印象はずいぶんと
変わってきます。

 

また、伸びきった雑草を抜くなどして空き家の周りを綺麗に
することで全体の印象が良くなります。
植木も選定しておけば、ただの古い空き家が『趣のある家』
になるかもしれません。

 

ほかにも、

 

  • 外壁の汚れを落とす
  • 塀をペンキで塗りなおす
  • 壁紙を貼り換える

 

といったことも高く売却するためにおすすめです。

 

DIYブームの恩恵で素人でも簡単に使えるツールや材料が
豊富に販売されていますので、一度ホームセンターなどを
覗いてみてはいかがでしょうか?

 

空き家の外壁汚れは、高圧洗浄機のレンタルを利用するのが
おすすめです。
多少の費用はかかるものの、リノベーションに比べれば
大した金額ではありません。

 

高く売却するポイントは、万人受けする仕上がりにすることです。
凝り過ぎると選り好みをするものになり、かえって買い手を
選ぶ結果になってしまうので注意しましょう。

 

 

空き家の売却によって得られる税金のメリット

 

税金イメージ

 

 

以前は「焦って空き家を売却するよりも所有しておく方が良い」
と言われていました。
それは、軽減の特例措置があり、費用をかけて更地にするよりも
お得だったからです。

 

ところが平成27年に『税制改革』がありました。
倒壊や防災などの面で問題があると自治体が判断すると、
税制面の優遇が受けられないようになったのです。

 

しかし、デメリットだけが生まれたわけではありません。

 

平成28年に相続などによって譲渡された空き家に対して、
『特別控除』を受けられる制度ができたのです。

 

これを受けるには下記のような条件があります。

 

  1. 昭和56年5月31日以前に建築されたものであること
  2. 相続となるまでは被相続人が一人で居住していた家であったこと
  3. 相続から3年を経過する日の属する年の12月31日までの期間の譲渡であること
  4. 相続から以降、空き家以外に使用したことがないこと
  5. 売却額が1億円を超えないこと
  6. マンションのような区分所有建物ではないこと

 

なお、手続きをするためには、これらを満たしているという
『自治体発行の証明書』が必要となります。

 

これらの条件を満たしていれば、『3,000万円の特別控除』を
受けることができます。

 

このような条件に該当する空き家を相続するというケースは
決して少なくないので、
心当たりのある人は早急に対応することをおすすめします。

 

このケースでの最大の問題が、『平成31年末12月末日までの譲渡』
という適用期間が設けられていることと、
該当の物件を売却しなければならないことだからです。

 

空き家は売却しようと思ってもすぐに売れるものでは
ありませんので、期限に注意して準備を進めましょう。

 

 

早めの売却でリスクを回避する

 

 

空き家をそのまま放置しておくことは税金の問題だけでなく、
その周辺地域の治安の悪化を招いたり、地域の外観を損なったりと
周辺住民に迷惑をかけることにも繋がります。

 

そこで火災などが起きれば「ただ放置していただけ」では
済まされません。

 

空き家売却で将来のリスクを回避し、資産として活用しましょう。

 


 
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