山林で出来る土地活用の方法と必要な費用

 

ある日突然、親族から山林を相続することになったとき、
「資産が増える!」と喜ぶ人よりも、山林の扱いに戸惑って
おられる人の方が多いのではないでしょうか?

 

それは、山林の土地活用についてピンとくることの方が
少ないからです。身近に山林を所有する人がいない場合だと、
特にイメージが湧きにくいですよね。

 

では、山林にはどんな土地活用の方法があるのでしょうか?
必要となる費用と合わせて考えてみましょう。

 

 

昔ながらの山林の土地活用は現実的ではない?

 

山林では昔からその豊富な資源が活用されてきました。

 

例えば木材を伐採しての建築資材活用、あるいは薪や木炭
などの『エネルギーの原料』としての活用です。

 

しかし、残念ながらこれらの『昔ながらの山林の土地活用』は
必要となる時間と費用の割に収益性が低いため、
徐々に廃れてきています。
専業とする人も減少している中、現実的な山林の土地活用
とは言えません。

 

 

賃貸物件を建てて家賃収入を得る

 

『土地活用』という言葉から、マンションやアパートを
建てて家賃収入を得ることを考える人は多いでしょう。

 

都市部での需要はありますが、山林を切り開いて行う場合は
どうでしょうか?

 

生活に不便な環境では難しくなりますが、近くにスーパー等
があれば、自然に囲まれての生活を望む人は少なくありません。

 

この場合、賃貸物件の規模にもよりますが、
宅地への造成工事や建築費など、少なく見積もっても
2,000万円以上は必要となります。

 

また、『賃貸物件を建設せずに土地をそのまま貸し出す』
という方法もあります。企業などに貸し出すのですが、
造成工事などを行わずに貸し出すこともできるので、
初期費用がほとんどかからなくなります。

 

但し、信用できる相手に貸し出さないと環境問題に
繋がるような使われ方をしかねませんし、実際に問題と
なっているケースもあるようです。

 

需要があるかどうかも大事ですが、どこに貸し出して
山林の土地活用をするのかも精査する必要があるでしょう。

 

 

当たれば大きい山林の土地活用はレジャー関連

 

近年、話題となっているのはキャンプ人気による
『レジャー施設』としての山林の土地活用です。

 

追い打ちをかけるように、セレブリティなキャンプである
『グランピング』も流行していて、この流れはまだ止まり
そうにありません。
他にもアスレチックなどの施設も集客力があり、
レジャー施設は魅力的な山林の土地活用のひとつでしょう。

 

このケースでは利益を多く上げることを考えると、
設備もそれなりに整える必要が出てきます。
しかし、手間と時間をかければ少ない費用で準備を
整えることも可能です。

 

それよりもネックとなるのは『安全性の確保』です。
安全性を確保するためには、専門的な知識や緊急時に
対応可能なスタッフを用意する必要があります。

 

長く経営することを考えて、実現可能な土地活用なのかを
しっかりと検討するようにしましょう。

 

 

注目の太陽光発電は将来性も高い

 

 

最も注目度と実現性が高い土地活用の方法は、山林で行う
『太陽光発電』です。
経営力や安全性での負担がなく、機材のメンテナンスは
業者が行ってくれますし、管理の手間もさほどかかりません。

 

クリーンエネルギーという環境に配慮した土地活用である
こともメリットのひとつでしょう。

 

この場合、注意すべきは十分な日照時間があるかということです。
近くに高い山があれば日陰になってしまう時間帯があるかも
しれません。
また、設置できる地盤であるかの確認も必要です。
難しいようであれば『地盤改良の工事』も念頭に置く
必要があります。

 

 

山林で太陽光発電をするための費用

 

 

では、山林での太陽光発電にはどれくらいの費用が掛かる
のでしょうか?

 

太陽光発電で土地活用を行うためには、太陽光パネル以外にも
集電箱やパワーコンディショナーなど、いくつかの設備が必要
となってきます。
それらシステムは1kW当たり30?40万円が価格の目安となります。

 

加えて伐採や造成の費用も見込まなければなりませんし、
定期的にパネルを見回り、太陽光を妨げるようであれば
伐採や剪定といったメンテナンスも行う必要があります。
規模にもよりますが、かなりの金額が必要となります。

 

ただ太陽光発電は国の補助金制度もあり、資金の回収がしやすく
なっています。買い取り制度によって一定の収益性も見込めます。

 

10年あれば回収できるとの試算もあるので、
安心して運営、土地活用をすることができるでしょう。

 

 

山林の売却も1つの選択肢

 

ここまでは積極的に活用する方法を検討してきましたが、
山林の管理は楽なものではありません。

 

特に遠方に暮らしている場合は負担が大きくなるでしょう。
ならば無理に活用しなくても『売却する』という選択肢もあります。

 

それぞれの状況によって可能な土地活用方法は違ってくるものです。
最終的には、自分達に合った方法がベストな選択となります。

 

山林で土地活用するのか?山林を売却するのか?
後々後悔をしないためにも、まずは土地活用のプロに
しっかりと相談、見積もり依頼をするようにしましょう。

 

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